今日からできること、試せること
今日からできる、試せることは、あなたの現在のビジネスのステージにもよるのですが、これからネットを使って起業をしたい方に向けてアドバイスを書きたいと思います。
私はこれで起業をしたい!ということがよく聞かれます。ただ、そのマーケットのニーズがあるかどうかはわからないので、その前に肝心なのはニーズがあるかどうか?ということです。
ビジネスは世の中の困りごとを解決するため
まず世の中の困りごとを見つけてみましょう。周りにいる知り合い、友達や家族も含めて30人くらいに何か困っていることはないかというマーケットリサーチをやってみて下さい。出てきた答えの中で、その中で自分が出来ることを絞りこみます。中には自分の力ではどうにもならないこともあるので、その振り分けをして下さい。絞り込めたらそれは人助けへと繋がります。
ただ、その人助けをやっていて楽しいのかということが次に重要です。楽しくないものだと、どんなに稼げる仕事でも人は継続ができないのです。限りなく継続していくには、自分がやっていて楽しいかどうかは後々に影響します。
価値観とか使命感がガッチリとハマると辛くても辛く感じない、もしくは辛くても頑張れるのです。トラブルや不測の事態を楽しむくらいの準備が自分の中にできているからなのでここは重要です。
稼げるかどうか? これがビジネスになるかならないかになるポイントです。ボランティアになってしまってはビジネスになりません。ボランティアでも良い場合は納得感や達成感はあるので良いと思うのですが、ビジネスでは収益を上げないと企業が継続しませんので、生き物である会社をスタッフもいる中で収益が出るのかどうかが重要になります。
最初から儲かる儲からないでやってしまうと、人間は稼げない時はなんでもいいから稼ぎたいという思いになります。稼げるようになれば、モチベーションに欠けることが出てきて続かなくなるのです。資金を貯めるために短期間コミットすることはできると思うのですが、何かの目的のためでしたらアリだとは思いますが、正直一生はきついですよね。
僕が若い頃は朝から夜遅くまで佐川の配達とか、新薬の実験台になってお金を稼ぐという話もよくありました。自分の価値観に合ったビジネスを考え出すためにもマーケティングのリサーチは今日からでもできます。
強みを知ること
自分の強みがわからない時、また自分の周りで30人くらいにヒアリングして強みを発掘することもできます。強みは自分では簡単にできてしまうことなので、基本的には自分では気がつかないものです。
自分の強みを使うときは、さあ強みを使うぞ!とはならないので、他人でないとなかなか分からないと思います。 自分のビジネスに強みを入れていくと、たとえ競合他社が出てきたとしても自分は頑張らないでできてしまっていることなので、競合他社はそんなに頑張り続けられません。そういう人はいずれいなくなります。
真似されたときによく怒る人がいるのですが、そもそも真似されるのはマーケットのニーズがあるから真似されているので、それは逆に自信を持って下さい。同じことを真似されたとしても、自分の強みを使っている限り、相手は疲弊していなくなってしまうので自分のお客さんや自分のサービスにフォーカスしていって下さい。ライバルのことばっかり考えてしまって、お客さんのことを忘れている人が結構います。真似されていることを僕もよく言われるのですが、むしろ自分のやっていることは正しいのだと感じます。
以前、ライブのテロップの一語一句が同じで真似をされたこともあります。連続ライブ配信の販売も真似をされていましたが、その方は1週間も続かなかったのではと思います。急にガラッと変わったことをやっても続かないですよね。こういうところも自分の価値観や強みを生かしているかというところに繋がってくると思います。
自分の深掘りは、ビジネスにとっては一番大切です、いわゆる自己分析ですね。自分のことがよくわかっていないと何をやってもうまく行きません。そのスパイラルに入らないようにしないといけません。
がんばるポイントがずれないように
周りの人によく見られたいと思ってがんばるのではありません。あえて負荷を掛けることによってそれを突破した(がんばった)時には自己成長がありますが、背伸びする行為は自分をよく見せようとする行為なので、より大きく見せようとすることは結果的にボロが出ます。
がんばる力を入れるポイントは背伸びではありません。周りの目を気にしすぎると人間はやはり動けないので、周りの目は気にしないことにして下さい。お客さんのことを一番に見ていれば、周りのことは気にならないと思います。
高額資本なんていらない!でも高収益
ある事務職をされていた方が、スイーツがお得意でこれをビジネスにされたいというご相談を受けました。スイーツのお店をやると、飲食業界は売り上げの10%を家賃にしないと儲からないのですが、そうすると20万円の家賃ですと毎月200万をスイーツだけで稼がないといけません。1つ5ドルのスイーツだったら一体何個を売らないといけないでしょうか?
それよりも、そのスイーツの知識・経験・ノウハウをコンサルで売ることを僕はお勧めしました。日本スタイルのスイーツコンサルを、パティシエなどスイーツを作っている人に対してコンサルをすると、家からでも教えることができます。
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